Lemon Oshino’s Blog

自由気ままにつらつらと好きなことを書いていきます。

ちょっと過去の話

どーも忍野です。

 

Twitterや配信はなんとかやっているので近況報告は省きますが

めちゃくちゃ元気です。

 

 

 

そして久しぶりにサボっていたブログを更新しようと思い立ち、

只今5月11日23:30に真っ暗な部屋の中でなぜかタイピングをしています。

 

 

 

ですが、書きたい内容があるとは言ってません。

そうです、またもやノープランなのです。

 

 

そんな感じがこのブログの特徴でもあるということにしてください。

忍野についてきてください。

 

 

 

 

 

さて、本日の話題ですが。

 

とても健康体であった忍野が過去に一度だけ緊急入院した話をしたいと思います。

 

 

これは今から約6年前。

 

当時の自分は大学に通い、バイトをして、夜は飲み会という世間一般的に言われているごく普通の大学生をしていました。

 

 

そんなある日の朝。

なんか胸元に違和感を感じたがまあ気圧か何かのせいだろうと無視し、

バイト先に出勤。

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この当時のバイトはあるところで先生をやっていたのですが、

なぜか朝感じた胸の違和感が治らなかった。

だが、生徒を前に苦しそうな顔ができないためなんとか我慢していた。

 

だが症状は悪化するばかり。

 

もう無理だと観念し、バイト先の同僚にLINEをした。

 

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(汚い字ですみません。iPadで字書くのむずすぎる)

 

とまあ、ここに書いてあるとおり

息をする度に左胸全体がぽこぽこと凹むのです。

 

想像できますか?

 

 

胸が凹むのです。

 

 

 

 

訳がわからないでしょう。

正直自分も訳がわかりませんでした。

 

が、とにかく少しでも息が上がると激痛なのです。凹みながら。

 

もうやばいと思い、自転車乗ってかかりつけの病院に駆け込みました。

 

 

 

そして受付で胸が痛いです。凹みます。

と症状を話したら、何言ってるんだこいつはという顔をされたのちに

診察室に通されました。

 

 

そして

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まあそりゃそうだなという診察を受け、

 

先生の言われるがまま即座に胸部のレントゲンを取りました。

 

 

そして結果が出るまで待ってね。と言われましたが、

ものの5分程度で再度診察室に呼ばれました。

 

 

(あれ?こんなに早いもんだっけ?)

と不安に思いながら

診察室に入ると

 

すぐに先生が一言

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先生「レントゲン見ればすぐわかりますが、肺がないのです。これは正真正銘の肺気胸です。しかもだいぶ重度のタイプです。すぐに入院してください。」

 

れもん「は、、、はぁ。え、今すぐですか?」

 

先生「はい、今すぐです。胸が凹むという症状もきっとこれでしょう。今日はここまで誰か付き添ってもらいましたか?」

 

 

れもん「いいえ、家から自転車できました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いやまあ、今思えばよく自転車乗りましたよ自分。

 

先生「通常の肺面積の1/3も今ないですよ、、、。」

 

れもん「まあ確かに息するの嫌になるくらい痛かったですけど、こうしてここに来られましたよ。」

 

先生「すごい、、。」

 

れもん「ちなみにこれは治るんですか?」

 

先生「治ります。肺はいわば修復可能の風船のようなものなので、肺内膜の空気圧を落としていけば自然と肺は膨らみ治します。」

 

れもん「よかった、、。それはどうやって空気抜くんですか?」

 

先生「横脇腹に管を直接ぶっ刺して、空気を抜きます。風船をイメージすればわかりやすいかと。」

 

 

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いやいや意味はわかるがわからない。

 

まあ要は、

 

こうやって、、、

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こう。

 

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理解して。 

 

 

俺はこの日から約1週間程、脇に管を刺しながら生活。

 

 

 

少しだけ想像してみてください。

内膜を打ち破り、しっかり体内にまで針の先がある状況で

どう寝ろというのか。

 

変に寝返りもできない。

ましてや針の先が安定もしないので時折体内から針が内膜にあたりチクリとする。

 

 

思い出すだけで気味が悪くなってきたのでここでやめておきます。

 

 

 

そしてこのような治療をしてもらいながら

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治療は主にベッドで上裸で万歳をし、

 

先生が部分麻酔。

 

そして1cm程メスで皮膚を切り、そこに人思いに針をぶっ刺す。

 

これだけです。

 

 

 

 

なんか簡単でした。

麻酔もされているので痛みもなく(その時は)興味があったので治療箇所を覗き込みながら受ける患者。

 

 

だが、不自然なのが一つ。

それは研修医やナースの方達目測十人以上が自分のベッドを取り囲み、みんな必死にメモを取っているのです。

 

こちとら上裸で万歳ですよ。

下半身も病院着なのでとても薄い。

 

 

それを取り囲むナースたち。

 

友達からは後日何その夢のような展開と言われましたが、

当の本人はたまったもんじゃない。笑

 

 

 

ま、それでも自分の担当ナースが綺麗な方だったのはテンションが上がりましたがね。

 

 

 

 

 

 

 

 

おっと。ここまでにしておこう。

 

気胸はいくら治癒しても肺胞の位置は変わりませんし、癖のようなものなので再度肺が破裂する可能性が高いのです。

有名人の方の中にも最初をしたというニュースを耳にした方もいるとは思いますが、それは仕方のないことなのです。

 

あーーーー怖い。

 

 

そんなわけで僕は元々喫煙者でもなかったのですが、生涯タバコを口にしてはいけない体になりましたとさ。

 

めでたさないめでたさない(?)

 

 

 

以上!!!!!

 

 

 

忍野 れもん